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これは何?


よくお客様から心配して連絡があります。

「なんか薪ストーブから落ちてきたんですけど、このまま使用して大丈夫ですか?」と、


答えは、、、

薪ストーブを作る時に鋳物と鋳物を引っ付ける耐火セメント。

この落ちてくる破片は、余分な部分が落ちてきます。


この画像はネスターマーティンS43の空気調整レバーの箇所。

本体から白い塊が落ちてきています。


そうこれが余分についた耐火セメントが落ちてきた状態です。


他の薪ストーブメーカーによっても、耐火セメントで組み上げている薪ストーブはこの症状がよく見られます。


本体の外側だけではなく、炉内の中に見られる場合もあります。

何故なら、炉内の鋳物パーツも耐火セメントで組み上げているからです。

1年目だけじゃなく何年か使用して落ちてくる余分な耐火セメントもあります。

薪ストーブは気密性が大事なので、作る時に沢山の耐火セメントを使います。

その時にぶちゅーっと周りにでてしまうんですねーーー


多分、日本製品だったら拭き取っていそうなものですが(笑)


ただ10年位使用していると、大事な部分の耐火セメントが劣化して外れてくる場合が

あります。この場合は薪ストーブの気密性が悪くなり燃焼と安全に影響が出てくるので

メンテナンスが必要になってきます。

時計のメンテナンスなどでよく聞くオーバーホールが必要になります。


一度薪ストーブを分解して新しい耐火セメントで組み上げます。

結構大仕事で、分解しようとした時にボルトが折れたり、鋳物のパーツが

熱で変形しているからグラインダーで削って組み直したり、、、

メンテナンス費もそれなりにかかります。


使い方は人それぞれ、痛み具合も人それぞれ、楽しみ方も人それぞれ。


気になる事があれば、細かい事でも聞いてくださーい!












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