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既存の家に薪ストーブって設置できるの?




今回は、既存の家に薪ストーブを設置しました。

まずは、設置場所から一緒に決めていきます。

お客様が設置したい場所に施工できるかはプロが見ないと判断出来ません。


ここで、薪ストーブを既存の家に設置する場合の注意点を何点かお伝えします。



①理想の煙突工事ができるか。

薪ストーブには煙突が絶対に必要なので、薪ストーブを設置したい場所に煙突が施工できるかが大事になってきます。煙突も、メンテナンス、ドラフト効果、見た目等も含め考える事がたくさん有ります。


②床に段差が出来ても大丈夫な場所か。

既存床の上に炉台(薪ストーブを設置する場所の床部分)を作る場合、安心して使用できるように不燃材で仕上げます。

今回は、タイルで炉台を作ることに決定しました。

タイルで仕上げる場合、下地に不燃材を施行する為どうしても既存床から段差が出来てしまいます。

設置場所が人が通る動線の場合は、段差が少ない鉄板のプレートを施工する場合もあります。

③薪ストーブ設置場所の床補強工事が必要かどうか。

今回の設置場所は蓄熱暖房機が置かれていた場所なので、床下に補強材が入っていた為必要ありませんでした。


④薪ストーブの周りに薪や小物を置くスペースを設ける事ができるか。

薪ストーブを使用する場合、薪は外から取ってくるよりも、薪ストーブ近くで温められた薪を燃やした方が確実に良い燃焼につながります。

炉台は広い方が使いやすいです。


今回の設置場所は入り口扉が近くにある為、変形の炉台を作りました。

お客様の要望で元々あったカウンターを少しだけ残しました。

薪ストーブの背面には、オプションのリアヒートシールド(遮熱板)を設けた為、後ろへの熱を遮断してくれます。

タイルの貼り方もお客様と決めていくので、思い通りのデザインになります。今回もカッコいいです。

お孫さんが来た時の事も考えて、柵(ハースゲート)もバッチリです。

待ちに待った火入れ式🔥

今日から火のある暮らしのスタートです。

いざファイヤー🔥

今回も嬉しそうに燃えてくれるネスターマーティンS43B-TOP🔥

何回見ても感動もんです。

中々離れる事ができない二人です。

メラメラにメロメロになっています。笑

最後は煙突からの煙チェック。

既存の家に設置する場合はお客様との打ち合わせが重要になってきます。

簡単な施工ではない分、達成感があります。

今後は、薪作りのサポートをしっかりさせて頂きます。


既存の家に薪ストーブ設置を考え中の方は薪ストーブのプロに一度ご相談ください。

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