今回は、仲の良いK様のお家に遊びに行ってきました。
新築で家を建てる時に薪ストーブを導入しました。
設計から、細かく打ち合わせをした結果、理想の薪ストーブ設置を
する事ができました。
家に入ると、薪ストーブ ネスターマーティンS43B-TOPが元気よく燃えています。
今年で2シーズン目になるので、薪もしっかり乾燥していてとても良い状態です。
2シーズン目と言っても、わからない事が沢山あるらしく、
二人で薪ストーブを前にしながら、薪ストーブ談義。
新しいお家なので、隙間風も無く部屋中に暖気が溜まってきます。
暑くなってきたので二人とも半袖になりながら、薪の話に熱くなります。
薪ストーブは、煙突が命です。
今までに、色々なお家に薪ストーブを設置していますが、
同じ薪ストーブを燃やしていても、煙突の材質、長さ、曲がりの数などで
燃え方がかなり変わってきます。
K君の家は理想の煙突施工。
めちゃくちゃ嬉しそうに燃えてくれています。
二人とも顔を真っ赤にしてファイヤートリップにどハマり。
空気調整レバーは、1を指しています。
S43の給気レバーを1まで絞ろうと思うと、
色々な条件が揃わないと難しいです。
天板の温度計は220°
S43がとても嬉しそう。
本日最後の薪は、私が決めてもいいと言っていただけたので、
K君の薪箱から厳選させてもらいます。
この次の足す薪を選ぶのがとても楽しい時間。
薪の事を知れば知るほど、薪同士の良いコンビがわかってきます。
これは、木の種類だけではなく、太さ、乾燥度、形により決めていきます。
薪ストーブ談義が、長くなり帰る時間が11時になってしまいました。
K君遅くまでS43で遊ばせてくれてありがとう。
最高の炎を見せてくれました。
嬉しく燃えている薪ストーブを見れて私も満足です。
本日最後の薪投入。
この時の時間は11時です。
部屋の床から1メートル50センチくらい上がったところに付けてある
温度計は24°です。
明日の、朝にはどうなっているでしょうか。
K君から送っていただいたAM8時の写真です。
熾火がいっぱい残っています。
炉内と、バッフル板も綺麗。
これだけ熾火があれば、美味しいトーストが焼けますね。
今回は最後に投入した薪の量と、空気の量と、薪ストーブの温度が上手くいけた証拠です。
朝、薪ストーブを見てガラスが汚れていたり、炉内が煤で汚れていたり、
炭が残っているのは、最後の空気調整が上手くいっていない証拠です。
薪ストーブを始めて使用する方は、空気の絞りすぎに注意してください。
ただ空気調整を絞るだけでは、上手く燃えてくれません。
天板の鋳物の部分で、70°くらいあります。
B-TOP部分は、まだ触れないくらい熱いです。
薪ストーブへ最後に薪を投入してから9時間経ちましたが、
熾火はしっかり残っていて、部屋を温め続けてくれました。
おかげで部屋の温度は20°あります。
2階の寝室から降りてきてもリビングが暖かい。
薪ストーブの気持ちがわかってくると、
上手く使用することが出来るようになって来ます。
皆さんも、薪ストーブの気持ちがわかるように、
しっかりと向き合って、可愛がってください。
by OSLO
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