薪ストーブで自分で作った薪を燃やす時が一番の幸福
それは、自分で作らないと体感できない幸福
薪はよく乾燥していないと最高の薪にはならない
冬時期、原木からチェンソーで自分の薪ストーブに合うサイズの玉切りを作っていく
斧で、好きなサイズに割っていく
割った薪を、風通りの良いところに井桁に積んでいく
日当たりの良いとこが良いのは絶対条件
雨に当てながら乾かす
使用するシーズンの9月には屋根の下に入れていく
後は、良い仕上がりになるのを待つだけです。
今回の薪ストーブで燃やしている木は、楠の木です。
チェンソーで切っている時、薪割りをしている時から、良い香りが楠の木からしてくる。
しかしこの楠の木、中々の曲者
斧で割るのが本当に大変。
何となく、松の木と似ているのかな。
木の目が、絡み合ったいる感じ
欅の木でも時々出会う感じです。
全く割れない感じでもないので、
薪割り機を使うとは考えないで、
斧で戦う。
この判断が、とても大事で、
勝てない相手と戦うのは、時間の無駄で
集めておいて、薪割り機を使い、一気に割った方が効率が良い。
しかし、戦える相手なら時間は関係なしに戦う。
私には勝てるという経験値があるから。
割れない木を、
時間をかけて割るのが
本当に楽しい。🔥🔥🔥🔥🔥
木目、節の流れ、なんなんら木の気持ちまで。
木に気持ち良く割れて欲しい、
木目にしか割れない事は解っている。
後は、外からは見えない木の木目を予想するだけ
とても難しそうだけど、ずっとやっていると、
少しずつ木の気持ちが読めてくる。
「ここに斧を振り下ろして」
これがヒットすると、確実に原木から食らわせた声が聞こえる
ここで、後何回で割れるか大体の予想をする。
薪割りは、木から聞こえてくる声を聞く事がとても大事です。
この音が、とても興奮させてくれる。
とても幸せな時間。
手にできた血豆なんて全然気にならない。
薪割りをしていて、これだけの事を考えながらしているのは
私だけではなく、沢山の薪割り好きの人がしていると思う。
これだけの時間と手間をかけているのだから
大物を倒した時の薪は特別だ。
薪ストーブで燃やすときに、戦った思い出が脳に思い起こされる
人間の脳ってすごいと思う。
普通の事や、どうでも良い事は忘れてしまうけど、
頑張った事や、嬉しかった事、苦しかった事、危なかった事、痛かった事、興味があった事は、どれだけ歳をとっても思い出させてくれる。
それにしても、なんて素敵なんだろう。
楠の木にしか出せない魅力があります。
まるで、海外にある現代建築みたいだ。
硬い石の塊にも見えるが、ちょっと触っただけで崩れてしまう灰なのです。
登ってみたい。
薪の真の部分にあたる箇所が熾火になり、奥から見えてくる灯りがとても綺麗です。
今回、使用している薪ストーブは、HETA社 ノルンオーブン+ソープストーン
炉内は全てバーミキュライト板に囲まれています。
HETA社の緻密に計算された設計のおかげで、一本の薪でも綺麗に燃焼させる事ができます。
最高の薪ストーブ🔥🔥🔥
これだけ魅力的な姿を見せられると、ストーブの前から中々離れられない。
気づいたら、一人で色々な角度から写真を撮りまくっている。
電車好きが「撮り鉄」なら、薪好きは「撮り熾」なのかな。
なんて綺麗なんだろう。
癒されまくる。
自然の恵みが、これだけ人の気持ちを盛り上げてくれる。
この燃えている姿を見て、色々なことを想像する。
なぜ?どうやって?楠の木だから?どうなるの?
中々離れられない。
今までに何人かの薪好きに出会って来ました。
マニアックな話が本当に盛り上がる。
みんな薪に思いを
いっぱい詰め込みながら
作っている。
「自分の燃料は自分で作る」って本当にカッコいいいと思う。
Enjoy makihentai
By OSLO
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